シン・ゴジラ観てきました その4 サードコンタクト
というのが、二度目の遭遇後の流れ。
ソフト面、ハード面どちらもでかなりの損害を出した日本に対して、この作品の脚本家は、時間的制約をかけます。活動停止したゴジラが再び活動を再開するまで、また、ゴジラへの核攻撃が開始されるまでに、日本独自でなんとかしなければいけない。そんなタイムリミットが設定されます。
そのタイムリミットの中で何をするのか? 新兵器の開発…なんてことではなく、これまでの負けからデータを取り、現状あるものを最大限使っていくという流れです。だからこそ出てくる様々な兵器に多くの大人は驚きを禁じえないはず。
「国連の核攻撃まで時間がない」
「ゴジラの周りを飛行する物体は例外なく撃ち落とされてしまう」
という制約から出てくる兵器が、コレです。
その兵器の威力がいかにすごいのかを解説したサイトがこちらです。
「ただ歩いているだけ」
というセリフがあります。何かを求めているわけではないようですし、第二の遭遇で起こる悲劇も、ゴジラが積極的に日本を攻撃しているというわけではありません。ゴジラはあくまでも防衛行動しかとっていません。ゴジラの目的は一体なんなんでしょうか。いずれ製作されるであろう、「シン・ゴジラ2」で語られるのでしょうか。
いや、でもあえて語らないから、良いんでしょう。コミュニケーションも何も取れないゴジラの目的を、人類が何らかの形で見出したところで…謎は謎のまま置いていくのが良いかもしれません。
あ、あと、映画館で鑑賞するのなら、4DX版がオススメです。「匂い」はなんだかチープでしたが、それ以外はなかなかのものです。特に揺れる座席は迫力満点で、わざわざ映画館に行くだけの価値があります。