ロードバイク好きの教員日記

ロードバイク好きのおっさんが、日々の徒然を語ります

とびしま〜さざなみ〜しまなみ走破 その6 さざなみ海道と尾道以外での尾道ラーメン

名残惜しいながらも時間の問題があり、大和ミュージアムを後にして、さざなみ海道を通って尾道へ向かいました。
 
さざなみ海道というものの、しまなみ海道とびしま海道のようにブルーラインがずっと引いてあるわけではありません。5kmごとに「尾道まで〇〇km」というブルーの表示があるだけです。1kmごとならともかく5kmとなると、結構な距離です。時速20km
で走るとしても、15分かかります。不安になるところですが、結局、さざなみ海道は国道185号線の別名ですので、185号線をひたすら東に向かえばいいだけです。
 
さざなみ海道というと自転車道のような感じがしますが、実態は国道185号線。呉市内ではかなり交通量の多い道でしかありません。交通量が多いので、5kmごとのブルーのマークも剥がれているところがいくつかあり…そのあたりが、残念なところです。また、呉から尾道に向かう際に通る、こちらのトンネル。
 

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これが曲者で…普通に走っていると、自転車ですから、車と同じく左の車線を通りますね。そのまま行くと、長い長いこのトンネルを、歩行者及び自転車用の道路を通ることができず、車道を通ることになります。ボクは慌てて引き返したのですが、結果として車道を逆走することになってしまいました…写真にあるように、路側帯が非常に狭い…。本当に危なかったです。
 
ボクが標識を見逃したのかもしれませんが、せっかく「さざなみ海道」としてアピールするなら、このあたりはもうちょっと改善して欲しいです(そう考えると、多々羅大橋に続く標識のなんと過剰なことか(笑))。
 
数多くのトンネルを抜け、様々なストレスと戦いながら、ようやく交通量の多い道を抜けるとこんな感じです。
 

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「さざなみ海道」とは名ばかりの、山道です(泣)。奈良県在住の人間としては、残念ながら、珍しくもなんともなく…そしてようやく、
 

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それらしいところに。そのまま快調に飛ばしたいところでしたが、水分補給をこまめにしていたにも関わらず、急激な頭痛が…熱中症か? と思いましたが、吐き気を催すというほどではなかったので、近くのコンビニに寄りました。とにかく、熱中症対策のタブレットを買おうと思ったのですが、そこには置いてありませんでした。苦しみながら、あたりを見回すと、ドラッグストアが! そこで、これを購入しました。
 

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「美味しくない、いやむしろ、まずい」ということを様々に聞いていたのですが、飲んでみると、
 
「ウマい!」
 
発売された当初のポカリスエットがこんな感じでしょうか。通常時に飲むと全く美味しくもないし、そもそも味がしない…けれど、体が欲している時に飲むと、大変美味しく感じる…旅行後に、同僚教員とそんな話をしていました。
 
それとも、ボクだけが美味しいと思うのでしょうか…。
 
さて、全長82kmのうち、半分あたりで竹原市につきます。涼むついでに、食事ができるところを探しました。例によって、食べログアプリで、現在地周辺の総合ランキングを探しました。この機能、本当に便利です。そこで出てきたのが、こちら。
 

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太華園の餃子定食です。まだ尾道までは距離があるのですが、地域一番の尾道ラーメンです。14時ごろでお昼時は過ぎているはずだったのですが、店内は満員。少しだけ外で並びました。店外の予約表に名前を書いた上で、店内の券売機で食券を買います。ちょっと不思議な感じですが(笑)
 
写真にあるように、麺がちょっと平麺になっているのが他とは違う特色です。また、チャーシューも分厚いのに、しつこくない。餃子も、小粒なのに分厚い。全体的な味として尾道ラーメンの王道を行きながら、しかもボリュームたっぷりといったところです。
 
帰る際に、店員さんが
 
「もしよかったら、ボトルに水入れていってくださいね」
 
とまで言ってくださいました。地元のお客さん中心であろう店で、自転車に乗る人間なんて、その日限りのはずなのに、そんな心遣いをしてもらい、大変ありがたかったです。
 
残り40km。いくらか坂がありましたがなんとか頑張って、海岸沿いを走って、尾道駅に着きました。
 

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