私の自転車遍歴 その8 初めてのパーツ交換
よく、雑誌や単行本で、ビンディングは立ちゴケする、立ちゴケするとよく書いてありますが、そういうことはなく、ビンディングに慣れることができました。SPDペダルであったのが良かったのか、それともボクが、よく言えば慎重、悪く言えばビビりだったからなのか、それはわかりません。
そして、日々淀川を走っていると、奈良で高校時代の同窓会をすることになったという連絡が。せっかくなんで、自転車で通ってみようと思い、片道50km、往復100kmに挑戦しました。
大阪から奈良の県境は山に囲まれており、会場に行くまでも、いろんな峠を越えていかなければいけません。そんな時にビンディングペダルが大変役に立ちました。「引き足を使うから、力にロスがない」とはよく言われることですが、「引く」ことは特に意識しませんでした。よく言われる、「踏み込みの時にきちんと力を入れる」ということを意識することで、ペダリングがスムーズに行き、結果として峠をかなり楽に越えることができました。淀川を走るよりも、ビンディングの恩恵を感じられた瞬間です。
ただし、その分大きな問題が…
70キロ程度走ったあたりでしょうか、下腹部にしびれが…なんとか帰宅しましたが、しびれは2、3日引きませんでした。
おそらく尿道を圧迫したのでしょう。確かにサイクルジャージを着て、そのパンツにはパッドが入っていて痛みを緩和してくれます。それでも効かなかったというわけですね。今思えば、体の預け方もおかしかったのでしょう。
その時のボクは、原因を外に求めました(笑)おそらくサドルが悪いのだろうと。
…それで、サドルを交換しようと思ったわけです。
自分で行う最初のパーツ交換です。